報告:First EP"Duality"リリースしました

Zaor MIZA V STAND:レビュー

どうも!開設半年直後の記事は皆さま大好き機材レビューの記事でございます。

今回レビューするのはZaorというメーカーのスピーカースタンド、Zaor MIZA Vstand。
圧倒的コストパフォーマンスと、高級スタジオ家具の雰囲気が同居しているスタンドです。


今回Zaorの輸入代理店をしているMedia integrationさんの#eve5inch ハッシュタグキャンペーンという、僕の愛用スピーカーEVE audio SC205の写真をTwitterやInstagramに投稿して応募するキャンペーンに参加しまして、僕のスタジオの写真を選んで頂けたのでZaor MIZA VSTANDをプレゼント頂きました。DTMerのみんな、Media IntegrationさんのTwitterはフォローしておこうな!!

スピーカー自体のレビューはこちら。

ということで早速組み立てて設置、レビューしてみたいと思います。

結論から言うとセット一万五千円とは思えないコストパフォーマンスです!


組み立て

さて、当選の連絡が来てから二日程で品が届きました。輸入時の伝票も貼ってあるので新品そのままです。
それでは開梱!
全面はオークの付き板、基本の基盤はグレーに塗装された合板です。MDFではない。ぶっちゃけ重たい。

組み立て説明書はニトリのような親切さは無いもののの見れば分かる程度の物です、二枚の板を組み合わせて、オークの板を取り付けて、上下の台をとりつけるだけ!

プラスドライバーと六角レンチで組み立てられます。
で、驚いたのが案外いもねじを差し込む側のネジが緩かったり、四本ネジで固定すると2本がやや入りにくかったりするんですけど、組み立てるとめちゃくちゃガッチリしてるんですよね。

ここら辺が高級メーカーのコストパフォーマンスモデルであることを感じます。木工としての勘所を押さえているというか。

こうして
完成!作業時間は40分ぐらいですかね??すぐに組上がりました。

レビュー

完成写真からも伝わりますでしょうか、この背筋の伸びそうな存在感。基盤材を変にメタリックで塗らずにグレーでまとめているのもスタジオの雰囲気をギュッと締めるのに一約買っているように感じます。

ブラックのスピーカースタンドに合わせてヴィンテージ寄りの天板を手に入れようと思っていたのですが、その計画が白紙になるぐらいには良さを感じます。

普段僕が使っているスピーカースタンドはK&Mのスタンドです。高さが調節出来る変わりに足元のスペースを物凄く必要とします。おまけに、しかし三本足の癖にガンガン揺れる、ぶっちゃけ足元との低音のアイソレーションも出来ていない、ということでインシュレータを導入した、という経緯があります。

ぶっちゃけ悪いのは畳の上に激安ふわふわフローリングカーペットを敷いてるからなんですけどね。()

デメリットが1つあって、この製品は高さ調節が出来ません。ニパターンの高さの製品から選ぶのみです。

しかし製品の出来としてはK&Mと比較してもグラつきは断然少ないです。

また足元の4つの支えがオーディオスパイクのような働きをしていて、ここでしっかり低音の干渉を防いでくれています。足元に手を置いても全然床が振動していません…全然は嘘だわ…少しは振動伝わってますね笑

スピーカーを載せる面にはしっかりとしたクッションが敷いてあり、インシュレータのような働きをしてくれます。正直Primacoustic要らないんじゃないか??

結局どのスタンドもシームレスに高さ調整が出来るかと言われるとほぼ出来ないし、まず耳の位置とツイーターの高さを自分が快適な座席高で確保出来るか、という部分が第一だと思うんですよね。

次が低音の余計な共振がなるべく抑えられる事。あとはスピーカーと自分の正三角形が各辺で1m確保する事。ここさえ押さえられば6畳一間で宅録する為には充分だと思います。

それ以上に自分の制作の癖として机の上にスピーカーを置く方が良いのか、スピーカースタンドを使った方が寸法的に収まりが良いのか。そしてそれを見ながら制作をしていてテンションが上がるかどうか、ここら辺が大事になってくるように思います。

スピーカースタンドも自由に置けると言ってもそれなりに場所を取りますからね笑
スタジオ設計を随時見直していく柔軟性、そして色々試す精神が大事だと(SUIさんも言っていました)そんな気がします。地味に僕のスタジオの配置がスピーカーのレビューをした当時と変わっている事気づきましたでしょうか笑。


サウンド面では、K&Mのスタンド+PrimacousticのRX7インシュレータとZaorのスタンド単体で遜色の無い定位感、ローのまとまりを感じます。あとは見た目が自分の好みかどうか、です。僕は一万五千円でこのスタンドが手に入るなら大いに買いだと感じます。
個人的には前面のZaorのマークがお気に入りです。

Zaorの製品

Zaorというメーカーはイタリアでデザイン、ルーマニアで製造している家具メーカーです。

特筆すべきはこのデスクのキーボードスライダーのガタ付きの無さ。Rock on 梅田で触らせて頂きましたが、これならキーボードトレイに88鍵のマスターキーボードを置いても良いかなぁと。びっくりしました。将来はこんなデスクを使いたいなぁ…

まとめ

Zaorの製品ってデスクのみで10万は下らないメーカーなんですよね。コストダウンを狙ってる部分がやや見受けられるにしても、Zaor MIZA V STANDはZaorの作りの良さを十二分に受け継いでいるように感じます。正直プレゼントで頂かなくても買ってたかもな…と思っていた製品だったので嬉しい限りです。みなさんMedia Integrationのツイッターはフォローしましょう!(ダイレクトマーケティング)

モニタースピーカーやインシュレータが気になった方はこちらのリンクからどうぞ!
EVE audio SC205 モニタースピーカーレビュー
Primacoustic RX7 インシュレータを導入してみた




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