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インディペンデントアーティストにとって大きな市場、プラットフォームになりつつあるBandcamp。無名なアーティストでも自分のショップが持てて、配信が出来るのは非常に大きなメリットですね。
また世界の音楽好きがアクセスしているのでコアな音楽も活路が見出だせるのも大きなメリットです。
今回はアーティストがBandcampで配信するために必要な手続きをまとめておきます。
Bandcampのアカウント解説
Bandcampアカウントにはファンアカウント、アーティストアカウント、レーベルアカウントの三種類があります。まずはアーティストアカウントを作りましょう。
アーティストアカウントを作成からSign upでアカウントを作れます。必要事項を記入して、メールの認証をしたらアカウントの開設は終了です。
Bandcamp自体は日本語対応しましたが、アーティストページは引き続き英語のみの対応になっているのでそこは注意ですね。
プロフィール設定
アカウントを作成したらProfileからプロフィール設定をしましょう。アーティストネーム、Location、Websiteそして一番大事なのがタグ付けです。基本的にタグを辿ってリスナーはDigっているのでしっかり付けましょう。
後の項目は特に入れても入れなくても…という感じです。英語の意味を推測しながらうっていきましょう。
データのアップロード
最初は自分のページってどこ?となると思いますが基本的にリリースした物のページが自分のページとなります。(プロフィール設定からアーティストページに来た時に何を表示するかの設定があります)
なのでまずは音楽の配信が出来るようにアップロードですね。
add musicからadd trackかadd albumを選びましょう。
こうすると
上から順に、必要事項としてはArtistの名前を入れる事、リリースデイを入れる事、アルバムの名前、そして各トラックの名前ぐらいですかね。
納入するデータとしては音源は44.1khz 16bitの音源のみ、一曲あたり600MB。そして以外にキツイのがAlbum Artです1400×1400以上はかなりの解像度になるので、デザイナーさんに発注してる場合はこの点をしっかり伝えておくと良いと思います。
これでPublicにしてしまえばもうリリース完了です。ですがその前に一つやる事があります。
Paypalビジネスアカウントの解説
Bandcampの支払いの授受は全てPaypalを用いて実行されます。なので、出入金のできるPaypalビジネスアカウントが必要です。ビジネスアカウントといっても特別大変ではなく、普通にアカウントを開設すれば大丈夫です。
その時のPaypalに設定したメールアドレスをPofileの所に入れると支払い設定が可能になります。BandcampとPaypalビジネスアカウントのアドレスは同一の方が管理が楽かなと思います。
収益分配の仕組み
基本的にBandcamp側の取り分は、支払われた部分からデジタルだと15%、物理メディア等のMarchだと10%、Paypalを介する事で発生する費用が6.3%、結果的に1000円のEP一枚売ると787円がアーティストに入るお金ですね。
購入した瞬間にメールで通知が来て数日中にPaypalのアカウントの残高に反映されます。そこから銀行口座へ移すのに一回あたり手数料がかかるという感じです。
まとめ
Bandcampのサイト自体が英語圏がメインのサイトという事もあって手を出していないインディーバンドも多いかと思いますが、もろに邦楽市場狙い撃ちのバンドでなければBandcampにページを持っておくことは大事な事です。
実際にワールドリリースの話がコンタクトメールを通じて来たり、何の告知もしてないのに見知らぬアメリカ人が買って行ったり…そんな文明の力を感じるここ最近です。
また実際設定した金額の1.5倍~2倍で購入していく人も多く…なんて暖かい世界なんだ、と感動する事も。資金調達の場としても非常に有用な場ではありますが、新規のファンの獲得の場所としても特にコアな音楽であればあるほど良い場所かと思います。
英語でのやりとり…という部分がやや引っ掛かる部分ではありますがそれを計算しても有り余るメリットがあるなと感じました。
是非新規リリースした場合は値段を付けなくても、Bandcampでの公開を視野に入れてみては如何でしょうか。
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