弾いてみたの作り方:レベル別の方法と必要機材

今日のプレイヤーにとって半ば必須になりつつあるプレイ動画、弾いてみた動画のコンテンツ制作。

一見ハードルが高いように感じますが、案外手元の機材で簡単に作れるかもしれません。

勿論クオリティの高い動画を仕上げるにはそれなりの投資が必要ですが、あなたの求めている動画であれば高級な機材は必要無いかも??

見るべきポイントは、音のクオリティ、そして動画のクオリティ、そしてエディットをするかしないかです。それでは見て行きましょう。




漢のスマホ一発撮り

演奏音とバックトラックを爆音にしてスマホで撮影!音もそのまま!そのまま投稿!以上!このブログ見てる人ならスマホぐらい持ってるでしょ?笑

これが案外馬鹿にならなくて、恐ろしいほど上手い人はスマホの直撮りの方が魅力が伝わったりします。例えばこんな感じ


これとか多分スマホ直撮りですよね…はー上手い。バカバカ生音入ってるし。Instagram等々でギタリストを探すと案外これで上げてます。ただ如実に腕が出てしまう事とか、Playthrough的な一種の作品には仕上がらかったり、あとLINE楽器の人は生音が入ってしまったり音が割れたりという問題があります。あとOKテイクが出来るまで撮らないといけないとかね。

という事でここから二つの進化を提案したいと思います。

スマホに高性能のマイクを取り付ける

これをする事で格段に音質が良くなります。ライブの撮影とかもなんとか耐えたり…
商品としては

ZOOM ズーム XYステレオマイクロフォン iPhone / iPad 用 iQ6

これとか

ShureとかZoomが盛んに出している製品ですね。スマホで録れる動画の音質をグレードアップさせたろうという戦略。これで結構良い音で録れたりします。問題はiOSでしか使えない製品が比較的多いという所でしょうか。

スマホの動画にそのままLINE入力を入れる

はい、という事でバッキングトラックと自分の楽器のLINE入力勝手に動画と合わせてくれないかな~別撮りはめんどっちぃしなぁという方はGoMIXERですね。

歌ってみたで、自前のダイナミックマイクをお持ちの方とかにもお薦め出来る商品です。

手軽さ、そして出先に持ち歩ける便利さは他に代えがたい商品です。一万円という安さも特筆。


ただこの商品の根本的な問題は、実質一万円のオーディオインターフェースと見るにはオーディオ処理が結構お粗末な部分です。特にバッキングトラックの劣化が結構キツいです。

個人的に音合わせ等々をそこまで苦にしない、かつ既にインターフェースを持っていたり他に使う用途があるならそっちでも良いんじゃないかなぁと思います。

ここまではあくまでスマホで完結させる事に拘ってみました。もう一個音と動画一括で録音するにあたって良い手段があります。

追記:スマートフォンの音声入力にオーディオインターフェースを認識させる

フォロワーのAoiさん@gtlovewsb からの情報提供でスマートフォンを中心に音を良く録る方法です。基本的にはGomixerとやってる事は変わりませんが、Steinbergを始めとして多くのオーディオインターフェースがiOSに対応しているようです。(Andoroidになると極端に数が減ります)
流れとしては

①スマホにオーディオインターフェースを刺すことでスマホの音の入り口をインターフェースのinputにする
②伴奏とギターの音を混ぜて聞こえるようにしてるやつをinputに
③ダイレクトモニタリングをonにする
④動画を撮ると、動画の音声としてそのinputに入ったものが記録される

という流れです。オーディオインターフェース機能を持っていてUSB端子を持つKRONOSでも同様の事をやっている方が居らっしゃったのでiPhoneであれば所謂スマホ専用のオーディオインターフェースで無くても可能な可能性があります。

問題点としては、それぞれのインプットに対して編集等々出来ない、インターフェースとは別にギターの音を作るハードウェアが必要といった部分が面倒な点ともなります。

ただ後述するインターフェースとして、PC用でちゃんと使えるSteinbergのURシリーズが対応してる事から結構楽になるのでは…というのが所感です。

音も映像も良い手ごろなカメラを買う

大体Under3万円までを想定しています。この手のカメラを買うと良い事があって、これはライブだったりスタジオでのパフォーマンスの記録に非常に良いですよね。このジャンルに関してはHDRMV1という名機がありました。


マジでこの音で録れます。ヤバかった(元ユーザーで今はピアニストの妹に譲っています。)。これで実売2.5万円を切っていたんですよね。非常に広角で室内での画角にも困らない、ステレオ感も抜群という。Gomixerのマイク音より良い音してるでしょ?

ただ最近ディスコンになりまして、ヤフオクで中古相場が軒並み上がってます。
新品9万円とかふざけてるでしょ

ソニーさんHDRMV2待ってるで!!

このジャンルの製品はZoomもちょっと頑張ってますね。


ZOOM ズーム ハンディビデオカメラレコーダー Q4n

ここら辺はこのカメラを弾いてみた以外にも使うという予定があれば非常にコスパが良い…例えばライブ映像の定期的な配信とか。逆に言うと引きこもり系のミュージシャンにはややコスパが悪い部分ではありますね。

と、言う事で音質を求めて音と動画を別撮りする方法を紹介します。

多分一般的な弾いてみた動画で用いられている手法

簡単に言うと、カメラで映像を撮る。そして音をオーディオインターフェースを使ってDAWで撮る。編集ソフトで音と映像をがっちゃんこする。以上です。

めんどくさくて、腕に自信がある方は録音してる際にカメラも一緒に回せば、そのままくっつけて完成。

複数カット使いたかったり、何度もリテイクをしたい方は完成音源に対して当て振りをするという作業が別途必要になります。

この方法の場合、シンセやキーボ―ド、またギターでも自宅でしっかり音作り出来る人の魅力がしっかり出る感じになりますね。あとはまともに弾けないであろう場所(海の際とか、街中とか)で撮影する事も可能になります。


いや当て振りでしょ、上手いけど。

音源側でやる事

まずは弾きたい曲の音源、もしくはLessトラックをDAWに読み込みます。


でそれに対して自分のテイクを重ねていきます。カット&ペーストを使うか、とかソロだけ別録りにするか、等々は自由です。一発で録った方がカッコいい場合が多いですが。

ワンカットでいける動画で、しっかり弾き切れるならカメラも回しておきましょう。

それでOKテイクが出るまで好きなだけ弾きましょう。

もしレストラックではなく完成音源に合わせる場合は、同じパートを既に音源側でプレイされている訳で物凄く音が被ります。なので気になる方は軽く細工してあげると良いでしょう。

ボーカルであればセンターマイナス、ベースなら簡単にローを切ったり、ギターなら両サイドのミドルを切ったりですね。

弾いてみたの時点で自分のプレイが主役なので、ボーカルがやや消えてもあまり気にならないかと思うので大胆にEQするのもアリです。最近は任意のパートを自動で抜き出すソフトウェア、プラグインも発売されています。

音声書き出し時にマスターが0dbを超えないようにだけ注意。(気になる人はリミッターとか入れておきましょう。)

動画側で行う事

はい、音源のOKテイクが出たら。アテフリ用の動画をとるか、OKテイク時に撮影した動画を弄っていきます。

最低限行う事としては

・撮影した動画にくっついている音声を引き剥がす
・作成した音源をくっつける
・音ズレを微調整する
・書き出し

となります。
PCソフトとして無料所で行けばWindows movie maker Aviutl DaVinci Resolve…等々あります。

まぁ取っ付き安いのはWindows movie makerなんですけど、音合わせが音を何秒ズラすのコマンドでしか出来ないので非常に効率が悪いです。ハイ。

効率が良いのは、撮影した動画の音声と、録音した音声を両方同時に扱えるソフトを使って、波形を見て合わせて、撮影動画に付いてる音声を消すというのがやり易い方法です。

僕は真ノ宮君と組む前はWindows movie makerであと0.3秒ぐらい早くしたらばっちりかなぁ~とか思いながらやってましたが(真顔)。まぁ案外なんとかなりますけどね。

ここら辺もアドビさんに課金する事で作業がやりやすかったり様々なフィルターを使えたり…とか編集がしやすかったりとか…そんなこんながあります。各ソフトの使い方とかは随時他のサイトを参照してください。

音合わせをするだけなら10分もあれば出来るので正直大した労力では無いかなぁと思います。

必要機材

という事で最低限この手法で必要な機材です。

・PC(そこまでスペックは必要無いです。高度な編集をしない限り)
・オーディオインターフェース、またはインターフェース機能を搭載したギタープロセッサー(一万円~)
・カメラ(スマホを使うならタダ、一眼にするなら青天井)
・DAW(この用途ならReaperなりStudio One SONARの無償の物で充分)
・動画編集ソフト(AvitulやDavinch辺りなら無料)
・三脚、スマホホルダー等々(スマホでやる時は大きな洗濯バサミで代用可)

という事で正直な話、音と動画を別撮りする手法って大してお金かからないんですよね。
FractalのAxeFX3とか、PODのHELIXとか大層なマルチを持ってなくてもPODHDとかにもインターフェース機能は付いていたりしますし。インターフェース自体は一万円もあればちゃんとした音質の物が買えます。Forcusliteなり、Steinbergなり。

なので、上記の方法より案外リーズナブルに手軽に出来るんですよね。潰しも効くし。
本当に練習時の風景とかをワンボタンで撮りたい、とかなら正直スマホでも良いし。
弾いてみた動画として投稿するならこの手法でやるのがなんやかんやコスパが良いのかなぁと。DAW等々は同期作ったりにも使えますしね。

Macユーザーに是非おすすめしたい物

これから動画編集したいなぁとか、DAW有料版欲しいなぁと思ってる学生の人。

22000でプロが使う動画編集ソフトFinalcutとLogic Xが手に入ります。最早バグ。
Cubaseのフル版を学生価格で買っても4万円しますからね。
変に無料ソフトに拘る時間が無駄です、課金しましょう。

Windowsユーザーは…上手い事エデュケーション版とかを使って随時ステップアップしていけば良いんじゃないかなぁと。

もっとクオリティを上げたい人向けのヒント

まずはカメラですね。ギターやベースをヘッド側から録りたいならハンディカムを。


【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW
画質を上げたいなら、ビデオカメラなり、一眼レフ等々の課金を

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 60D ボディ EOS60D

2018の僕の演奏動画は全てこれで撮られています。


このように別のカットを1つのカメラで撮ろうとすると、演奏をやり直すしかないので、嫌なら別カメラを増やすのも1つの手段です。

案外大事なのが照明、光量ですね。画質に直結しています。間接照明で部屋を暗くしている人はちょっと注意です。

あと画面映えする部屋というか、背景作りも大事です。最悪背景のシートを買うという手段もあります。参考までに。



まとめ

さて思い描いている演奏動画はどのようなものだったでしょうか。音と映像の別撮りは案外めんどくさくないですよ。僕は作業してないですけど笑

あと、ドラマーはマイク一本録りからその先に行くのに凄い面倒ですね。これは間違いない。(ごめんね)

とりあえず始めて見て、要求に合わせて機材を更新していけるという意味では最初のお買い物としてはオーディオインターフェースの購入、もしくはスマホより画質、画角の良いマイク付きカメラの購入のどちらかが良いのかなぁと思います。

Gomixerに関しては正直使わなくなった時の使い道が無いので…どうなんだろうなぁと個人的には思います。まぁ使わなかったらメルカリやヤフオクで売れば良いので、買って試してみるのも手です。

PC自体持ってないというのであればGomixer良いですけどね。
ではでは。

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