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今回はキーボード、シンセソロでよく使われるシンセリードでのテクニックを紹介したいと思います。EP”Duality”でも多用したソロですが、今回のセッティングやコツを学べば大抵のメタルソロやフュージョンソロが弾けるようになる?かも?しれません。
またフレーズに表情を付ける為に必要なテクニックも併せて紹介しますので是非打ち込みにもお役立てください。それではいきましょう。
またフレーズに表情を付ける為に必要なテクニックも併せて紹介しますので是非打ち込みにもお役立てください。それではいきましょう。
シンセの発音はモノ
シンセリードと言うからには単音がメインなので、発音をPoly,monoとなっている所をmonoに設定しましょう。そして音を切らない所はサステインペダルを踏みっぱなし。
こうする事で手を離しても音が鳴る状態が出来上がります。これによってスラーで弾くのが難しいフレーズや、音飛びフレーズ、右手左手を使ったダイナミックなフレーズが取り入れられるようになります。
シンプルにスピードアップにも繋がりますね。
ピッチベンドの設定
ピッチベンドは表情をつける為に必須のテクニックです。
デフォルトでは上に全音、下にも全音かと思います。ジョーダンルーデス氏を見習って僕は上に全音(+2)下にオクターブ(-12)にしています。
ペンタトニックソロを多用する方は上ベンドを+3にしている人もいますね。(デレクシニュリアン氏等々)
全音にする理由としては、ベンドの稼働域的に二段階、つまり半音と全音の表現をするのが限界(+3にすると1/3動かす技術が必要になる)ということ。
またギターのフレーズから引用するときに全音チョーキングが非常に多いからです。
一瞬で振り切るのと、ゆっくり全音上げるテクニック、そして綺麗に半音で音を出す練習をおすすめします。
下にオクターブにする理由としては、上に対して常にベンドする音を想定しながら弾く必要があるので、下にも全音にしても中々使わない事。それならよりダイナミックに落とせるオクターブにすると良いということ。
2つ目はオクターブの触れ幅にすると、一瞬下に触れるとしゃくりのような表現が出来ることです。
僕のTime Warpラストソロや、Dream theater Endless Sacrificeのイントロ等で確認することが出来ます。
モジュレーションホイールの設定
ここからはどのキーボードを使うかによって変わるのですが、ジョーダンルーデスリスペクトであればKORGなので+Y方向と-Y方向にモジュレーションを設定出来ます。
彼はヴィブラートをギターと同様にピッチ上方向にしかしない&指でコントロールすることでヒューマナイズするので、モジュレーションではなく+Yにオクターブ上、-Yに二オクターブ上のハーモニクス音色への切り替えを配置しています。
僕個人としてはシンセのハーモニクスの発音があまり好きでは無いことと、手動ヴィブラートが出来ないので、+Yにヴィブラートを配置して傾き具合でコントロール、振り切った時にアクセントになるように強めにかけています。
所謂モジュレーションホイールタイプのシンセの方がこのセッティングが多いですね。
-Yにはワウを配置して、ベンドダウンと組み合わせてエグい音が出るようにしてきます。
ここは好みで決めれば良いでしょう。
左手を効果的に使う!
どうしてもピアノをずっと弾いているとフレーズとして繋がりをつけるのが難しいと敬遠しがちですが、音粒が自動で揃う事と音切れが殆ど無いのでガンガン使ってビッグスウィープやかけあがりを使っていきましょう。
より運指を繰り返しに出来るように最適化出来るかと思いますのでより複雑で早く、ダイナミックなフレーズを取り入れられるようになるでしょう。
コツとしたはフレーズの終わりは必ず右手にすること。基本は左手はベンドセクションにおいて、特にロングトーンの時には左手をつかうのであくまで補助的に使うのがミソです。
常に出したい音の全音下を意識しておく
これもピアノを良く弾いていた人が苦手な所ですね。F#で落ち着きたいならEを押す、のように出したい音の全音下は何か、を常に意識しておくとベンドの幅が広がります。
最初のうちは出したい音→ベンド音→元の音に戻る、のパターンを多用しがちです。
これに装飾音→(ベンドして)出したい音というパターンと、ちょいベンドダウン→出したい音、この三パターンで表現の幅が大幅に広がるでしょう。
まとめ
以上のテクニックを簡潔にまとめてくれているのがArchechoの動画(これはモジュレーションホイールですね。)
もう少しオリジナルセッティングが定まったら解説動画も出せればと思います。
またプレイの参考としてはフロイドローズを使ってアーミングをしているギタリストを参考にすると幅が広がるかなと、VANHALENが特に分かりやすくておすすめです。
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