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今回はドイツ人ドラマーBenny Grebを紹介したいと思います。この人のは本当にビートの奇術師と云うに相応しい、異常なテクニックで押すわけでも無く、ただリズムの解釈が非常に多彩でそれを様々な表現で魅せてくれるドラマーです。
Benny Grebのドラムプレイ
個人的に一番お勧めな動画はこの動画ですね。
まず音の良さ、そしてビートの心地よさに驚きます。そして右手の刻みを維持したままでの様々なリズム表現に驚かされます。
ドラムセットはSONOR、シンバルはMEINELですね。
この動画も3点キットとフルキットで叩いている時の切り替わりによるリズムもカッコイイ。
多彩なリズム解釈
Benny Grebのプレイを解釈すると、基本的に4の拍子からブレて行かない事。そして右手や左足で刻むリズムは変わらない事。
この事を抑えながら見て行くとバスドラムとスネアの間の変化で多彩なリズムを聴かせている事に目が向きます。Tweekedでは顕著に感じられますね。
またフィルに関しては表拍から入ってくるもののフロアタム→スネアに戻るようにアクセントを後ろにズラしたり、そもそもフィルをややレイドバックさせる事でよりフィルを浮きだたせるような演出もよいですね。
またバスドラムとスネアの間を変える事でドラマーとしての拍子を変えている事は、クラッシュの位置を見ると割と分かりやすいのですが。
Benny Grebが憎い所は普段から自然と小節をまたいだプレイや、早めにクラッシュを入れたりするので私今別のビートで叩いています!というのがあまり分からない…錯覚させるようなプレイが非常に魅力的ですね。
まとめ
ドイツ人らしい?質実剛健なビートは今のややゴスペルチョップスに食傷気味なシーンでより一層映えるように感じます。
こんな陽気な曲調もやってみたり
本当にさりげないトリッキーさが素敵ですね…この曲では絶妙な所で小節毎の緩急もつけています。
是非研究しがいのあるドラマーだと思います。
Benny Grebお薦めです。
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