手数料無料で音楽配信代行?!新進企業Amuseとその方法

今回は駆け出しの無名アーティストでも気軽に音楽配信が出来るサービス、Amuseについて紹介したいと思います。

音楽配信代行サービス、もといディストリビューターは各社それぞれ色んな特徴があります。Amuseは手数料無料、ロイヤリティもアーティストに全部還元という珍しいサービスです。Spotifyが個人でのアップロードを可能にすると発表する中で、ディストリビューター兼音楽レーベルとしてのAmuseの特徴と実際に使用した感想をまとめたいと思います。




Amuseとは??

Amuseとは日本のアミューズとは別会社のスウェーデンのスタートアップ企業です。2018年5月に17億円の資金調達をしてる成長中の企業と言えるでしょう。


通常各配信サイトに対して配信手続きをするためにはディストリビューター、アグリゲーターと呼ばれる企業を通してappleMusicやAmazonMusic等に配信されていきます。

で、ディストリビューターの利益の上げ方としては

1.再生や売上からロイヤリティをとる
2.もしくは年間で手数料をとる

の二択な訳です。

前者はマスタリングサービスのLANDRやスペースシャワーミュージックなど
後者はTunecore Japanです。

Amuseはここがゼロ!初期投資要らない上にロイヤリティも100%還元を謳っています。
Tunecoreですと一曲1410円,アルバムで4750円(年間)

正直売れるアテが無いと駆け出しには厳しい。

今回の僕の意図としてはなるべく多くの人に僕の存在を知って貰う事だったので、初期投資はあまりかけたくないという気持ちが強く、初期投資型のTunecoreは候補から外し、どうせなら新規サービス使ってみようという事でAmuseにしました。

Amuseの扱っているストアは以下の通り
Itunes
Apple Music
Spotify
Google Play music
Deezer
shazam
Slacker
Tidal
Napstar
Youtube
Youtube ContentID
海外、特に欧州市場をメインに見据えていますよね。
当初の予定では外国メインで売れてくのではという目論見もあったのでこのラインナップで大丈夫だろうと利用を決めました。

Amuseの大きな特徴


アーティストからお金取らないならどうやって利益を上げるの?という話ですよね。
Amuseは自社を通したアーティストのストリーミングデータを見て有望なアーティストに対して契約をもちかけ、リリースを50:50にしてプロモーションを行い利益を上げているとのこと。ある意味新人発掘の効率的なやり方と言えるでしょう。

またアーティストの管理をスマホアプリに一元化しているので、スマホUIに最適化されているのでデータの確認がしやすい点が上げられます。
アップロードもGoogle driveやDroobox URLも使えるのでスマホ集約の不安な点も安心です。

配信に必要な事

まず音楽ファイル
16bit 44.1khz wav形式
カバーアートは3000dpx~5000dpxのpng(最近表示が変わったので変更されているかも)
カバーアートの必要解像度が相当高いので注意

あとはリリースタイトル、リリース形式(何曲まとめてアップするか)
各曲の曲名
配信したくないストア、国を選んで終わり

めっちゃ簡単です
音楽ジャンルの選択もあったのですが削られてますね、ここら辺の手続きは今後変わってく可能性があります。


Amuseの弱点

メリットとしては大手ストリーミングサービスに無料で、ロイヤリティ100%で配信出来るという部分ですがいくつかデメリットがありました

結構手続きが怪しい部分がある

スタートアップ、かつ外国企業という事でリリースデイは指定出来るのですが、数日は審査に時間かかるよ!と良いながら数時間で終わったり、リリースデイになっても指定されたストアに中々登録されなかったりと大丈夫か…となる部分がありました。

ストアの仕様等も分かってなかったのですがEP"Duality"のApple系サービスが遅れたのはこのせいです。(二回サポートに連絡しました)

サポートのレスポンスはFew daysと言いながら一日以内に還ってくる事が多いです。勿論英語なので不安のある方は薦めません。

配信ストアがツボは抑えている物の海外向け

配信しているストアが上記の通り
Itunes
Apple Music
Spotify
Google Play music
Deezer
shazam
Slacker
Tidal
Napstar
Youtube
Youtube ContentID
このラインナップです。

Youtube配信に関しては内容がいまいち分からなかった(自分のチャンネルで配信したかった)ので切ってあります。

国内で言うとLINEミュージックやAWA辺りが無いのが痛いですかね…
Spotifyと数社のURLは送られてきて各社で配信されてるかどうか、あとURLはてめぇで探せ言われるのでそれもちょっとダルいです。Napstarとか本当に配信されてるんだろうか…

またストリーミングリンクを1つにまとめるサービスも無いのでLinkfire等の外部サービスを使う必要があります。(これはTunecoreなら使用可能)

ダウンロード販売の価格設定が出来ない

これ地味に痛いです。一応地域とストアの平均見て自動で決めていると言っています。僕の場合はBandcampの価格設定と同様になりましたが…

後で追加された某ストアだけ安く設定されていて、クレームを入れたらストアが決めてる~とか言ったので、これはサポートダレてる(もしくはその時アプリの集計でトラブってててんてこ舞いか)なという感じでちょっとモヤモヤは残ります。スタートアップなので仕方無い部分はありますが…



まとめ


無料だから仕方ねぇかぁ~とギリギリ許せるかなぁみたいな部分があります。仕事の粗がやや目立ちます。
確実にストリーミングでリリースデイも決めて動きを出したいならTunecoreおすすめです。

ただ今回の僕の様に名刺としてストアやメジャーストリーミングに存在していることに意義がある人であれば十分チャレンジしてみる価値はあるサービスだと思います。実際再生回数だったりどういう統計で見ているのか分かりませんがAmuseと契約出来る可能性もあありますしね。

また企業のスタンスとしてなるべくアーティストとウィンウィンな関係を結ぼうという姿勢は感じられる為非常に親近感が湧きます。インディペンデントアーティストの売り上げが拡大している今、今後大きな成長も感じられますね。(発掘したアーティストがどれだけ大成するかによりますが…)


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