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みなさんはダウンロードカードという物を知っていますか??
最近のニュースだとMカードとSONOCAが競合にも関わらずイベントを発表するなど俄かに活気ついて来ているダウンロードカード。
一般的には普及してないようには見えますが、案外色んな所で見かけるものです。例えばコンビニのiTunesカードとか、Google playカードとか…あんな感じでMinecraftだったり各種ゲームコンテンツ等もダウンロードカード形式での販売を始めています。
私も初めてのEPリリースにおいて、唯一のフィジカルメディアとしてダウンロードカードを発注しました。私はCONCAさんで発注したのですが、今回はCONCAさんのみならずダウンロードカードの魅力や、メリット、デメリットについてまとめてみたいと思います。
最近のニュースだとMカードとSONOCAが競合にも関わらずイベントを発表するなど俄かに活気ついて来ているダウンロードカード。
一般的には普及してないようには見えますが、案外色んな所で見かけるものです。例えばコンビニのiTunesカードとか、Google playカードとか…あんな感じでMinecraftだったり各種ゲームコンテンツ等もダウンロードカード形式での販売を始めています。
私も初めてのEPリリースにおいて、唯一のフィジカルメディアとしてダウンロードカードを発注しました。私はCONCAさんで発注したのですが、今回はCONCAさんのみならずダウンロードカードの魅力や、メリット、デメリットについてまとめてみたいと思います。
ダウンロードカードの仕組み
ダウンロードカードと言われてもピンと来ない方もいらっしゃるのと思うので、大体の利用の流れを説明したいと思います。
ダウンロードカードとは表面がこのようにデザインされていて
そして背面部にシリアルコードが記されていて、そのシリアルコードをどこかしらのサイトで打ち込む事でコンテンツが手に入る商品全体の事を指します。
(今回はシリアルの無いサンプルを載せています。)
基本的にはPCではこのURLを打ち込んで貰えれば、シリアルコードを打ち込む画面が出てくるので、打ち込んでダウンロードページに移り、各コンテンツをダウンロードしていく。
例えばTakt”Duality”EPであれば5つの楽曲ファイルがダウンロードフォルダにダウンロードする事が可能となっています。
スマートフォンであればQRLコードを読み取ってどうようの作業をして貰えばおっけーです。
回線環境が良ければCDのリッピングや、ユーザー登録の必要なダウンロード販売よりも簡単なのではないでしょうか??
ダウンロードカードのメリット
手軽に持ち歩ける
この点が非常に重要で、売る側としても例えばCD10枚もっていくのと、クレジットカード大のカードを10枚持って行くの、どちらが楽かと言うと断然DLカードと言えます。
また各社(材質にもよりますが)高級感のある印刷を展開しているので、ダウンロードした後はパスケース等々に入れて身に着ける事が可能です。(実際に購入頂いたお客さんでそうしている方がいらっしゃいました)
音楽メディアにおけるジャケットはLP→CD→画面上と順に小さく、そしてインパクトが少なくなっていった傾向にありますが、このクレジットカード大のデザインというのはCDのジャケットより小さいように見えてインパクトが大きいように感じます。
それはこの可搬性と、CDのジャケットがジュエルケース一枚隔てて見るのと、DLカードが直接手に持てるという所の差かなぁと思います。
小ロットでも安い
ダウンロードサーバーの管理費込々で、紙素材、PET素材等々によりますが、100枚で1万円程度から2万5千円程度に収まります。CDのジェルケースだとこうはいかないですよね(4万円は超えることが多い)。アルバムの値段であれば十分にペイ出来ても、EPサイズだと採算が厳しかったり、という事ありますよね。DLカードだとDLサイトや、委託販売と同程度(もしくはそれ以下)の原価で準備出来るので、対面販売時の特典としても採用しやすいかと思います。
現金での決済が可能
これも1つ大きなポイントですね。大手のゲーム会社(Minecraft等)でも、クレジットが使えない層、もしくは振り込み対応が面倒、等のお客さんに需要があると考えた場合。ダウンロードカードは1つのメディアとなり得るでしょう。
コンテンツの追加が可能
これは業者様にもよるのですが、例えば音楽メディアとしてDLカードを作った場合、途中から追加コンテンツを購入者対象に配布したいとなった場合、DLカードなら気楽に対応する事が可能です。またシリアルを打ってダウンロードページに飛んで貰えば良い訳です。
コンテンツの種類に制限が無い
これも業者様によって対応が異なるのですが、容量が対応できるのであれば極端な話同人ゲームだったりムービーコンテンツなどを同封する事が可能です。
ダウンロードカードのデメリット
説明がやや面倒
売る時に簡単に手順を説明するのですが、説明によってはいまいちイメージが湧きにくい事があるようです。例えば、このカードを持ってこのURLの所でお金を払えばいいの?みたいな事が一番聞かれました。また業者様にもよるのですが、アプリの導入が必須な物もあったりするのでその部分で面倒な所はあるかもしれません。
今すぐ聞いて、というのがちょっと難しい
これも業者様によるのですが、どうしてもダウンロードを挟むのでパケット量を食ってしまう為にいますぐ聞いて欲しい時に厳しいという事があります。じゃあCDは今すぐ聞けるのかというと今のご時世微妙な所もあるのでCDと比較した場合どっちが有利かと言う一概には言えないかもしれません。
小っちゃい
これメリットでもデメリットでもありますよねぇ笑。シンプルにCDより在庫管理が面倒だったり、無くしそうになったり。携行出来る分家だとどこに置いて良いか分からなくなります。その為?か台紙だったりケース的な物も併売してる業者様もありますね。これは今後の業界の活性化によってくるのではと思います。
まとめ
案外デメリットが無いんですよね。ただ既存の音楽の販路には無い物だったりもするので、その部分はメリットと言えばメリットなのですが。ストリーミングに対して所有欲の部分だったり、駆け出しのアーティストが買い切りで音源を売る際だったり、メジャーアーティストでも使い方次第で色々と広がりそうなダウンロードカード。
是非バンドの物販だったり、クリエイターの発信媒体として広がればと思います。
Dualityでお世話になったCONCAさんに関しては手続き、流れ等々もまた記事でまとめたいと思います。それでは。
是非バンドの物販だったり、クリエイターの発信媒体として広がればと思います。
Dualityでお世話になったCONCAさんに関しては手続き、流れ等々もまた記事でまとめたいと思います。それでは。
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