Intervals Aaron Marshallの機材とギターの音作りまとめ

Intervals来日公演、大阪Clapperにてギタークリニック及びライブに参加してきました。
圧巻の演奏、のみならずニコニコで終始弾き切るのでこちらも物凄く楽しくなるライブでした。

クリニックはQ&A方式で非常に丁寧に、そして熱意を持って答えてくれたので非常に参考になりました。


今回は音作りと機材の部分に関して本人の回答を交えながらまとめておきます。
ライブと録音の機材の使い分けやギターの選び方などなど。
引用部分は本人の発言を意訳した物になります、参考にどうぞ。



ライブでのセット

なんせ地球の裏側から来てるからな笑なるべく軽くというのは意識している。ギターシステムに関してはFractalのAx-8、これをラインで外に出している。ただステージ上が寂しくなるのは嫌なのでパワーアンプを持ち込んでいる。
Fractalのフロアモデルのみですね…特にラック機材も無しでした。キャビネットに関してはスラントの金属板が横に付いているタイプでしたので恐らくこちら



ギターはShurをノーマルチューニングとダウンチューニングで使い分け。サイドギターの方はAristidiusを使い分け、ベースはDingwallの6弦5弦のセットでした。(撮影禁止だったので撮れていません)

パッチの踏みかえに関してはPCからMIDIでAX-8を駆動させて全部自動でやっている(俺は怠け者だからw)との事。

同期音源でドラマーにはクリックを送って前三人はフロアモニターで、次のツアーからは全員イヤーモニターにする予定らしいです。

ライブでは非常に簡素(まだClapperという小さいキャパでのワンマンというのもあるかもしれません)なセット。

一方で最新アルバムでの音作りに関しては全部生アンプとクレイジーなぐらいのODという事で実機を使って行っているようです。

アンプでやった事をFractalに全て落とし込んでいるので少し大変だった~と言っていましたが、クリニックでバックトラックに合わせて4曲実演してくれたのですが…正直PAレベルでは遜色ない音(ほぼイメージ通りの音)は出てました。

アンプ

最新アルバムThe way forwardでは主に二種類のアンプをチョイス。

メインの歪みはShur PT100(全世界限定50台らしく取り扱い無し)


コイルタップとミッドゲイン、クリーンはMesa Boogie TC100


Mesa Boogie 《メサ・ブギー》Triple Crown TC-100 Head 【あす楽対応】

Mesaの中でもややブリティッシュ寄りのアンプですね。

キャビネットはShurとMESAの2×12。大口径の二発キャビでロー、ミドル寄りの音作りですね。クリーンに関してはモーガンのオープンバックを使っている。これは1×12か2×12かは不明です。


OD等々のぺダルに関してはオタクなので(意訳)数えきれないぐらい使ってるから覚えてない、的な事を言っていました。

サウンド作りの方針

先のレコーディング機材でも紹介しましたが基本的にはブリティッシュ系のアンプが好みで、アメリカのアンプはリズムプレイには馴染むけど、リードプレイには指に合わない気がするようです。

TC-100使ってるやん笑って思ったけどクリーンですしね、方針としては特に矛盾していないと思います。

AX-8においてはフリードマンのBE100とかPlexiとかを使ってる。もろUKですね。

Friedman BE-100 Jack Rack / フリードマン 壁掛け アンプ型キーハンガー(キーボックス)


クランチとリードサウンドに関しては一緒に捉えていて、ゲインはほどほどに(so so enoughとか言ってたかも)。
トレブルに関しては控えめにしている。なぜならギターのサウンドは耳に刺さるように来るから…ミッドはボーカルみたくやや強めで。そしたらゲインを調節するんだ。
ここのトレブルに関しての考察ですが、ライブで聴く限り出ていないという事は全く無くて、むしろ耳栓をするとハイがややロールオフされてベースの部屋鳴りがゴンゴン鳴ってた程でした。

かといってハイが耳に刺さるという事も無かったのですが、空気感としてはあるけどもそこまでトレブリーな倍音は出さない感じなのかなぁ、というのが所感です。

なぜかというと、彼はハムバッカ―のスプリットサウンドも多用していてジャギジャギ言ってる時は結構ある、そしてブリティッシュ系のアンプ。この組み合わせだとそこそこトレブルが硬く、強く、出てしまうんですよね。

なので結論…というかコピーする方針としてはシングルコイルでも耳に付かない程度に、”控えめに”トレブルは作れば良いのかな、という感じでした。

ギターサウンドの組み立て方実演してくれとかQuestionを飛ばせばよかったかもしれません笑

欲しいなと思えばODを前段に挟む事もある。オープンでダイナミックなサウンドにしたいならODは入れないよ。
ペダルフリークという割には、という所でしょうか。基本はアンプで音を作っている感じがします。ODに関してはODを通す事でナロウでコンプ感のあるサウンドが欲しい時は使うって感じでしょうか。あまり歪みの中枢に置いてる感じではありませんでした。

モジュレーションは使ってない。で、このリードの音あるだろ?これにエフェクトを乗っけると…こんな感じの音になる。同じパッチ使ってるんだけどな笑
これはあまり詳しい解説はしてくれませんでしたが、要はエフェクトに関してはDelayとReverbの事で、これをかけるだけで大分雰囲気変わるだろ?大事だぜって事なのかなぁ…

実際DelayとReverbは原音に対してCombFilterがかかるんで、多くの人が見落としがちなのですがDryサウンドも音色的に結構影響を受けるんです。なのでペダルフリークという言葉ひょっとしたらペダルというのはStrymonとかあの手の空間系が多いのかもしれない…。

ギターの選び方

 今日…というか今はShurのギターを使っているんだが、Shurが好きなのは一言で言うと色んな事が出来るから、メタルは勿論ロックもできるし、ストラトみたいにもなる、それに手にもよく合うしね。
彼が影響を受けた音楽について、最初はポップパンクでその後本物のパンクに行って…メタルも通って同郷のProtest the Heroに大きく影響を受けてという話をしてくれたのですが、その中で大きな事として上げていたのが、自分が好きな物、やりたい事を全て一つの曲の中に詰め込む事。これを大きな事として上げていました。

Intervalsというとフュージョン系の影響が…という言われ方がメタル界隈から言われることが多いように感じますが、むしろサウンド的には前述のパンク的なサウンドの方が近いんじゃないかなと思ったり。

いずれにせよ色んな事が出来るギターで色んな要素を詰め込むというのは1つアプローチとして面白いかなと思います。

でも君も毎日同じ飯を食ってたら飽きるだろ?それと同じでギターは大好きだから色んな物を使うし弾くよ、だって面白いし。でもShurは手に合うから今使ってる。
まぁ機材オタクなのは間違いないと思います笑



まとめ

私見も多くなってしまいましたが…いかがだったでしょうか。

アーロンは凄く親切で丁寧に質問に答えてくれて…楽しそうにギターを弾いてました。好きなんでしょうね、機材も演奏も笑

ギターインストのみならずギターサウンドに悩む方の参考になればと思います。
クリニックの他の内容はまたまとめられたらと思います。
それではまた、気に入って頂けたら是非共有から各SNSに共有の方お願いします。


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