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Antelope audioが遂にFPGAプラグインがDAW上でコントロール出来そう、という事でスタッフさんにお伺いした所恐らくThunderbolt接続のみの対応になるのでは無いかという回答がありました。
僕は標準的なWindows環境でありますので、現状USB2.0で接続をしていますが、FPGAを内部ルーティングせず使えるという事であればThunderbolt接続への切り替えを検討しようか、となりました。
先駆けてUADのapollo twinでもThunderbolt接続をWindowsで解禁という事もあり、WindowsでのThunderbolt接続導入に関して必要な事と時流の流れをまとめました。
正確に言うとWindows 10 Anniversary Update以降であることが条件ですね。
先駆けてUADのapollo twinでもThunderbolt接続をWindowsで解禁という事もあり、WindowsでのThunderbolt接続導入に関して必要な事と時流の流れをまとめました。
Windows10のアップデートは必須
この記事の解説が非常に分かりやすいのですが、
Windows PCにおいて、なかなかThunderboltが普及していなかったというのが根底にあるとは思いますが、Windowsにおいて使えるThunderboltのインターナルドライバがなかなか出てこなかったのです。正確にいえばオーディオを流せるシステムがなかったのですという事だったようです。つまりインターナルドライバを搭載させるためにOSをアップデートする必要があります。
正確に言うとWindows 10 Anniversary Update以降であることが条件ですね。
またマザーボード(CPU)で言うと6世代以降であること。またそのBIOSもアップデートする事が必要であるようです。
そしてそもそもの話ですがThunderbolt接続のWindows対応が使いたいオーディオインターフェースにおいて対応していないと意味がありません。
そしてそもそもの話ですがThunderbolt接続のWindows対応が使いたいオーディオインターフェースにおいて対応していないと意味がありません。
つまりUSBドライバーではなくThunderbolt for windowsの公開ですね。apollo twinは正式対応していますが、Antelope audioもβ版が既に公開され非常に安定しているとの事。
Apogeeに関してはUSB接続のモデルのみWindows対応しているのが現状ですね。
Apogeeに関してはUSB接続のモデルのみWindows対応しているのが現状ですね。
Thunderboltポートの増設
これが非常にややこしいのですが、製品としては一万円弱でHPやGIGABYTEなどからThunderbolt3搭載カードがPCIe接続でリリースされています。色んなマザーボードに対応(6世代以降のもの)していますね。
GIGABYTE GC-ALPINE RIDGE Thunderbolt3拡張カード IO2148
GIGABYTE GC-ALPINE RIDGE Thunderbolt3拡張カード IO2148
以前のThunderbolt2.0カードに比べて一万円ほど安く、導入に関してハードルがやや下がっています。
*追記マザーボード側に、メーカーによって表記が違いますが、Thunderbolt header、 aic等の5ピン端子があるものが対応になるようです。
*追記マザーボード側に、メーカーによって表記が違いますが、Thunderbolt header、 aic等の5ピン端子があるものが対応になるようです。
ただThunderboltが既に載ってるPCは良いのですが、それ以外のパソコンですね。うちのUSB3.0載ってるんだけどとか、USBtypeCだから一応Thunderbolt刺さるんだけどとか。
結論から言うとここら辺は全てダメです。Thunderbolt端子の増設が必要です。
ThunderboltとUSBの関係性
まず有名なUSBtypeC、これはただのコネクタの形状の名称であって接続の中身を示す物ではありません。
でこのコネクタ形状を採用しているUSB3.1になるのですが、これがUSBとしての通信と、それ以外に電力の供給であったり、あとalternate modeというUSB規格以外での通信が可能になっている。という内容です。
Thunderbolt3はこのalternate modeの通信も使った規格なのでUSB3.1の上位互換であるようです。(認識違ってたらごめんなさい)
つまりThunderbolt3にUSB3.1ケーブルを差すとUSBとして駆動し、ThunderboltだとThunderboltとして動くと。そういった所です。
Thunderbolt3 active modeがめちゃ早い
オーディオインターフェースとしてレイテンシに関してはUSB2.0であろうと関係ない、とは言いましたがそれ以外にチャンネル数を増やしたいだとか、外部エフェクトをやりとりしたいという事であればThunderbolt3等の帯域幅が大きい通信である必要があるのでしょう。
秒40Gの転送速度ってもうそれPCIeとかかわんねぇじゃんっていう。(USB3.1 Gen2で20GB/s)
インターフェース界隈は一時期Firewireが流行りましたが今ではもう下火でThunderbolt自体はこれから覇権をとるのかどうか…ここばかりは蓋を空けてみないと分かりません。
またThunderboltに関してもThunderbolt3にアップデートされた際、今までの独自コネクタではなく汎用コネクタを採用、延命(普及)を視野に入れてきているのは事実です。
Thunderbolt3は完全にハイエンドを取りに来てると考えて良いでしょう。
まとめ
Mac使いであればThunderboltで使うことに特に障害は無いのでしょうがWindowsユーザーであれば悩み所。特にCubaseユーザーなんかはWindowsの方が1.2倍ぐらい早く動くみたいな話もあってMacへの移籍を考えられない人も多いはず。
Mac対応デバイスで魅力的な物も多数あるなかでMac onlyであったUAD Apogee両者が対応という中でわざわざ動くメリットも少ない様にも思います。
Antelope audioの今回の決断(画定ではありませんが)そもしもFPGAエフェクトに関しては元々ヴィンテージシミュではなく、デジタルEQ COMPを搭載する為に開発された物という経緯もあり、DAW内に取り込んでエフェクトを使用するということを考えていなかったのでは無いかという風にも思います。
1万円であのエフェクトがサクサク使えるなら接続変えようかなぁというのが現在僕の気持ちですね。
Antelopeはいいぞ
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