DjentバンドMonumentsのギタリスト John Browneから学ぶ機材とプロダクション

みなさまDjentはお好きですか?

Djent自体はもう2000年初頭から演奏されているジャンルであり、ラウドミュージック自体4~5年前にピークを迎えた事もあり、国内ではDjentよりメタルコア(これも少し逆行してるけども)といった感じでDjentブーム自体は落ち着いたな、という中

Monumentsが復活してます。元気に3rd albumを制作中のようです。

MonumentsというバンドはギタリストであるJohn Browne氏が結成からのメンバーであり、プロダクションまで一手に担っているバンドであります。

プログレメタルと言ってしまうと凡に感じてしまうかもしれませんが、個人的にはNumetal的な匂いを結構感じたりする所で非常に好みのバンドです。

ミキシングまで彼が手掛けていたりという点もニュースタンダードなバンドスタイルといった所です。


またギタリストとしても中々尖ったフレージングや変則チューニング含めたクリエイティブな事をしているギタリストであります。

同曲のLesson動画がこちら


7弦G♯から6弦がF3弦もF後は通常のハーフダウン。

Peripheryは勿論ですが、バンドとしてレコーディングを誰かに頼む、プロデュースを誰かに頼む、のではなくメンバーの誰かがプロダクションを一手に担う事で自分達のスタイルやサウンドを追求出来るというスタイルがホームレコーディングで出来る幅が広がる事で多く見られるようになりました。

この手法は音楽で一発当てるという思考ではなく、音楽で稼いで生活をしていこうと考えている人種の一種の生存戦略ですね。レコーディングがほぼ自宅で完結するならば費用は格段に抑えられるし…。PeripheryがSumerianを離れレーベルを立ち上げたり、俺たちはPeripheryのバンドで稼いでいる訳では無いと言った発言にも繋がるかもしれませんね。

そして何よりも自分たちの演奏や理想のスタイルを知り尽くした自分自身がプロダクションを行う訳ですから新しい音という物が生まれる可能性が大きくなる、という風に感じます。(勿論エンジニアリングまで出来るプロデューサーも世界には沢山存在しますし、職業に縛られない働きをする制作側の人間も増えている様には感じます)

今回はMonuments関連の演奏動画や機材等をまとめ、自己完結型のバンドの形を少しでも紹介出来たらなと思います。(注意:動画資料が非常に多いので読み込みに時間がかかるかもです!!)

ギタリストJohn BrowneとOlly Steele



先ほど紹介したJohn Browneに対してもう一人のギタリストがOlly Steeleです。

Johnの機材は以前はEMG搭載のIbanezでしたが現在はMayonesとエンドースメント契約を結んでいるようです。


このプレイムービーではRandallのアンプを使用しており相当にザクザク刻みまくっていますが、現在のセットアップになってからややマイルドになったようにも感じます。

しかしMayonesでもスルーネックのRegiusではなくDuvellでシグネチャーを出してるあたり歯切れの良さには相当に拘りがあるように見られます。

本人がアンプのコレクションと変遷について動画を挙げてくれています。


プラクティスアンプの時代から解説してくれていますね。PODとマーシャルのパワーアンプの時代を経てLaneyを経てENGLをメインで使って(Peripheryに譲った??)LaneyのIron heartを使い、2014辺りからMESAを使ってHELIXも併用して今に至るようです。

しかし死ぬほど色んなアンプを買っては売り飛ばしてますね…

HELIXがあってもLine 6 Pod XT Proを残しておくほどお気に入りの様子。この世代のGeek気質のギタリストはみなPODのお世話になってますよね。なんでも出来るようになるんじゃないかという期待感を持ちながら弄り倒した姿が容易に想像できますね。Peripheryのミーシャも同様のコメントをしていたはず。

先ほどからリンクを貼ってる動画は最新の(今制作中の物を除いて)アルバムであるThe Amanuensis の曲から紹介しています。これが2014年の作品であることからMayonesは恐らく使われておらず、アンプも恐らくLine 6 Pod XT Proで録音されているようで…


Nail the mixのお試し動画でもその旨が記載されています。ほんちゃんで本当に使ってるかは定かではありませんが今でもLINE6とは関係があるようでHELIXのパッチも公開しています。プロダクション内容の細かい部分もNail the mixに課金すれば分かるはず…

ライブではHELIX使うとかも言ってますね。

ちなみにギターの変遷も本人が語り倒してます。オタクはよく喋るってそれ1



Johnの話ばっかりし過ぎましたね。Ollyは新素材アリウムを使った一体成型ギターAristidesとエンドースメント。日本で(主に胡散臭かった時代のサウンドハウスが激押ししてたから余計に胡散臭かったんだろうが)過小評価されているギターの1つですね。

ネックの反り等全く気にする必要も無く、木材の特性をガン無視した(だって木じゃないし)鳴りの良さとサステインが同居した良いギター…という話は聞きますが僕も弾いた事はありません。

Intervalsだったり色んなアーティストのサブギターとして帯同しているのは良く見るんですがファーストユーズには他のShurなりIbanezなりを使っているんですよね…

Novelistsのギターもエンドースもメインで使ってますよね。



ベーシストAdam Swan


Monumentsの特色の一つとして上げられるのがこの界隈では類を見ないベースの音の大きさでしょう。それでいてギターとの棲み分けが自然と出来るような…


ドロップがGを超えてくるとベースはドロップをせず基音を主体としてギターとベースがオクターブでは無く全く同じ音(一度)を刻む傾向にあります。もしくはベースがいなくなるか。最近のCrystal lakeも同じ手法ですね。

この手法がとられる原因としてベースとしてドロップGまで行くと低すぎるという事もあるのですが、そもそもベースの音程認識が二倍音によって人間の耳が行われているんですね。
その為思い切り上の方を削るとオクターブ低くなったように聴こえてくれるという効果があります。

これぐらい極端なドンシャリ(たまにシャリはアクセントで聴こえてくる)でやるとしっかりとローを支えているサウンドとなり、ギターはローをカット出来るのでザクザクと刻みまくれるという…一つのパートで何でもかんでもやろうとしてはいけませんね笑

レコーディングの動画でも語っていますが。多弦が必要な時はOllyと同じくAristidiusなのですが、四弦はFenderジャズべを使うよーと言っていて意外に感じました。



DarkglassのオメガアルファからKemperですね。ベーシストはKemper使う派と使わない派に分かれていてこれもまた面白い。
ドゴォとローを支えるには一歩引いたパッシブサウンドを加工するのが良いのかもしれませんね…ここは要研究です。

ドラマーの変遷とプレイスタイル

現在のドラマーはDaniel Langで間違いないのかな…。2016で一回切れてたりもするので間違ってるかも。

このバンドのドラマーが非常に面白いのはAnup stastryとAlex Rudinger氏両名が在籍していたという点です。

どちらもProg metal界隈のドラマーとしては名が売れている二人ですが、恐らくMonumentsの様なギターリフに合わせてガチガチに組まれた楽曲に対してどのようにアプロ―チするのか。全く一緒手順で叩くのかななどと思い資料を探していた所


分かりやすい動画、ありがとうございます。結構違うものですね、バスドラとスネアの位置はほぼほぼ変わりませんが、タム使いやシンバルの癖など結構違う。

あとスネアのロールが始まる位置が違うとか。

このジャンルは十中八九ソングライターがほぼほぼドラムのプログラミングまでしてしまっていて、それを人が叩くフレーズに還元していく作業が主になっていくかとは思うのですが…

結果的にAnup stastryはソロで音源をリリースしオリジナリティを如何なく発揮していたりもするので、今後ドラマー主導のバンドが現れたらシーンとして一歩大きくなるのでは無いかな、などと思ったりします。

まとめ

ボーカルはあまり資料が無くて今回は割愛しました。Monuments関連は特にサウンドクリエイトや機材のチョイス部分で非常に多くの情報が出ていて非常に学びになるバンドの1つですね。

フレージングの解説なども鬼のように発信しているPeripheryには敵いませんが…笑

バンド内でSEなども含めて全パート作曲出来て、ミキシングも出来てというバンドが特にこの界隈はどんどん増えてきています。Pliniなんかもマスタリングだけ外部委託だったり。

ただ3rdアルバムに関しては外部の人間が関わっている様子…??これはプリプロ~レコーディングに関してはディレクションやイマジネーションを発揮する為に力を使いたいが為のエンジニア雇用なのでしょうか…


しかしStudio update動画は面白いですね。実はJason richardsonもTitanのupdate動画で知ったり…。
制作プロセスや雰囲気を知れるという意味で非常に価値のある資料であるように感じます。

気になったそこのあなたはこちらからFull albumを…


アルバムの完成、楽しみですね。

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