報告:First EP"Duality"リリースしました

壁掛けギターハンガーを自作する方法~地震に強い壁掛けギタースタンドの作り方~

今回は壁掛け式ののギターハンガーの安くて簡単な作り方の紹介です。

先日大阪で大きな地震がありましたね。私も大阪の北の方に住んでいまして震度5強という発表でして…寝室で目覚め揺れが収まってすぐよぎったのは

楽器…無事か????

と心配しながら階下のホームスタジオに向かった訳です。
扉を開け待ち構えていたのは…??

あちゃーやられたかぁ…とがっくりしていたのですが、よく見るとCDと音楽書籍の棚だけなんですよね、やられたの。

正直Kemperの上に載っているモニターも倒れていないので、揺れ自体が弱かった説もありますが笑

竿たちも無事でございましたぁ!
という事で今回地震に対する強さも実証された所で、この簡単に作れる壁掛け式ギターハンガーの作り方とポイント、解説していきたいと思います。

壁かけギターハンガーの何が良いか

まず省スペースであること。僕の自室は写真を良く見て頂ければ分かる通りグランドピアノが部屋の主です。少しでもスペースは小さくとりたい所。

ギターのみ10本近く持っている…とかだと所謂普通のスタンドの方が良くなってくるのですが、3~4本でベースのようにネックが長い物も持っていると壁掛け式の方が省スペースになってきます。(ベースのネック長の分壁面にスタンドをベタ付け出来なくなる)

後は眺めててカッコいい事と、あと小物の収納スペースにもなったりします。俗にいう見せる収納ってやつですね。

シールド類も引っ掛けると絡まったりせず使いやすくてお薦めです。

何はともあれギターハンガー本体

色々と楽器屋さんとかでもハンガーを探したのですが、壁に穴を空けてはいかんという父上のお達し(実家暮らしです笑)がありましたので、壁に直接埋めるタイプは無し…という事は金網に引っ掛ける必要がありました。

なおかつヘッドロック式の物の方がやはり多少の揺れにも強いかなという部分と、ギターが折れやすいヘッドとネックの継ぎ目が直接地面と接触せずに済むかなぁという算段がありました。という事でおすすめはこれです。

【複数買いなら】HERCULES ハーキュレス GSP39HB ギターハンガー 【Ebiオリジナルピック付】

一個2000円くらいですね。Ariaの物などを選べば半額以下になったりしますが思い切って良い物を買いました。安心のハーキュレス製品。

基盤となる金網を

今回は基盤となる金網、(ディスプレイネットとも一部では呼ぶようです)突っ張り棒で倒れないように支えているだけという至極単純な構造をしています。ただ、この金網に関しては良く見て、出来ればホームセンターで実物を見て選んだ方が良いかと思います。

とりあえず重量のあるもの。物によっては手で細い部分を掴むとゆがむ物もあります。

高さに関しては、突っ張り棒に括り付けるというリスクを取りたくないので下にベタ置きして欲しい高さが得られればおっけーです。

わざわざ突っ張り部分と別にしないでも良い製品というのは世の中にありまして、ギターメーカーからこんな物も出ております。

ARIA DS-918 ディスプレイネット + SP-918 サイドバー:2本1組

既に一体型になっているタイプ、ARIAから出ているので恐らくギターなどをかけても大丈夫な設計になっているのですが、約27000とぶっちゃけお高い。

10000円前後の商品もあるのですが、どうしても最後の突っ張りの詰めをネジで行う物を揺れの後に緩みやすく、実際安めのウォークインクローゼットの側面に付けている時はしょっちゅう緩んでいました。

なので安く上げて、なおかつ大切なギターはしっかり守りたいという事であれば、今回紹介する分離式が良いのかなと。

TRUSCO(トラスコ) 棚用ディスプレイネット 金具付 600X1800ネオグレー TN6018
色も黒~白、ネオグレーなんてものもあったりします。

突っ張り棒で金網を支える


なんの変哲も無いザ突っ張り棒です。部屋を横に突っ張っても大丈夫なやつでクルクルするして最後締めあげるタイプの物なら安心。突っ張り棒はある程度サイズが大きければ強度はどれもそこそこ担保されるように感じます。強力タイプと呼ばれてる物を使った記憶があります。

【 送料無料 代引不可 即日出荷 】突ぱりパワフルポール 特大 RTW-170【 突ぱり棒 つっぱり棒 ツッパリ棒 突っ張り棒 突ぱり つっぱり ツッパリ 突っ張り 】4977612116008


耐荷重30㎏もあれば十分でしょう。カーテンをかけるだけの物などは避けるのが賢明です。

いざ組み立て


柱に対しての金網を浮かせて固定する、だったり一体型の物、一体型はネジ式の物が多く結構緩むんですよね。なので僕は突っ張り棒オススメです。

ある程度距離を取って突っ張り棒で金網を支える状態にしたら、ギターハンガーは突っ張り棒の両サイドに配置します。


これで横方向へのガタつきにも対応出来ますね。

こんな風に溝に引っ掛けて…


引っ掛けて取付完了です!

正直ハンガー自体が前後左右への揺れは対応してくれるので(上手いことクルクル回る)そこまで心配しなくても大丈夫な気もするのですが…あとはギターヘッドの大きさやスケールの長さに合わせてハンガーの位置を調整したら完成!!

注意したいのがハンガー自体の溝とディスプレイネットの径ですね、上手くハマるサイズの物選ぶと良いかと思います。




うちではギターケーブル類だったり、カポなども引っ掛かっております。結構便利。
小物類であれば百均で売ってるようなマグネットフックとかでも大丈夫ですしね。

まとめ

大体突っ張り棒二本で4千円、ディスプレイネットで三千円、あとはギターハンガーの数とハンガーの質次第と言ったところでしょうか。一万円ちょっとでできました。(僕の家には突っ張り棒とディスプレイネットが眠っていたので出費はギターハンガーのみ)

色も探せば黒で統一したりも出来ますし好きな様にカスタマイズ出来るのがディスプレイネットを使った壁掛け式の大きな利点ですね。

また賃貸でスペースが無く、また壁にネジの埋め込み等が厳しい方にも本当にお薦めです。

みなさまも是非チャレンジしてみてはどうでしょうか。それではまた。

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