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今回は備忘録というか、邪道のススメというか…。
ちょうど春に向けてのセールをやっていたので一記事書いてみました。
iZotopeはバンドマンDTMerなら誰でも持っていて間違いないプラグインの一つです。
マジで、雑ミックスしてようがなんでもカッコよさげにマスタリングで持って行ってくれます。悪の兵器。そこらのAIなんて相手にならんレベルで仕上げてくれます。8アップデートマジでヤバい
そのiZotopeのOzone8なんですけども、今回は他のプラグインでも出来るけどバンドマン的にはこんなこともOzone8で出来ちゃうよーという。クソ邪道な使い方を紹介します。
その名も耳コピ支援機としてOzone8を使う。
今回はスタンドアローンで使います。テンポ割り出しとかそういう事が別途したいならDAWで立ち上げましょう。ただスタンドアローンでやる方が格段に動作が軽いです。さっと確認したい用途であれば、また本来のマスタリングを行うのであればスタンドアローンで立ち上げて作業する事をお勧めします。
それではデフォルト画面。
はい。なんにも挿してません。まずはここに音声データをぽいっと
そうするとモジュールが自動で読み込まれます。EQ、ダイナミクス、マキシマイザー。一般的マスタリングの配列ですね。マスタリング済の音源を弄るのでEQ以外消しましょう。
次に進む前に上の部分の解説をしましょう。曲の展開に合わせて音量レベルというのは変わってくるので、それに合わせて自動でパート分けしてくれています。ざっとループ再生にもしてくれるのでこれも有難く耳コピに使っていきましょう。
使って行くのはここです。OzoneのEQはMS処理とLR処理が出来ます。耳コピ出来ない大概の理由が前に出てきているラインに気を取られて、もしくはマスキングされて聴こえない、です。なのでウザい部分を自分なりに分析して潰していきます。
今回思い付いたtoe の1/21では後半でLRに分かれてベースが別々の事をやっています。そして右側の方がやや重心が高く、左側の方がやや低い。だがしかし!!右側の方が鬱陶しいラインを弾いてる訳ですよ。ということで右側チャンネルの低域を根こそぎ潰してやりましょう。こんな感じに
LRの部分を押して、Rightにして、Highpassで煩い部分が消えるまで削ってやりましょう。これで聞きやすい。(イヤホンの片耳だけ耳に付ければいいじゃんという突っ込みは無しで)
LRで潰すとかいう分かりやすい例はあまりなく、出動頻度としてはMS処理の方が高いのでは無いでしょうか。MS処理とは、ステレオデータを真ん中とそれ以外の端っこに分けて処理をする事です。Ozoneじゃなくても大概のマスタリングEQで出来ます。(Izotope自体はMS処理は大体失敗に終わるからやめろって言ってた気がします…別のディベロッパーだったかもしれない)
MSで何が出来るかというと、メインボーカルを潰して左右に振られているコーラスをしっかり聞き取ったり、逆にギターと同化しているベースを聞き取る為に左右のギターを潰したりといった事が出来ます。これを応用してボーカルレストラックも作れますね。
あとはー某バンドの右と左でギターとシンセリードに分かれて微妙にハモったりユニゾンしたりするリードフレーズの聞き取りとかね…大体のごっちゃになっていて何弾いてんだ事案に対応できます。早すぎて分からないフレーズはCubaseで遅く再生するなり、聞々はやえもん使うなりしましょう。
この方法の利点としては、音楽に手を加えながら比較的音楽的な状態のファイルを聴きながら作業出来ることです。ベーシストで1オクターブ上げて耳コピしてる時なんてあれはただの作業と化するじゃないですか。僕はやらないけど笑。
あとサイドに居る上物を潰すことで、キックとベースの絡みが浮かび上がってきたり、色んな発見があって楽しいですね。
デメリットとしては、大体どの位置にいるどの楽器が邪魔か分かっていないと作業出来ない事です。これも…まぁシェルビングにして-30dbで帯域うろうろ探せばわかってくると思いますし勉強にもなるっちゃなるので…。
ちょうど春に向けてのセールをやっていたので一記事書いてみました。
iZotopeはバンドマンDTMerなら誰でも持っていて間違いないプラグインの一つです。
マジで、雑ミックスしてようがなんでもカッコよさげにマスタリングで持って行ってくれます。悪の兵器。そこらのAIなんて相手にならんレベルで仕上げてくれます。8アップデートマジでヤバい
そのiZotopeのOzone8なんですけども、今回は他のプラグインでも出来るけどバンドマン的にはこんなこともOzone8で出来ちゃうよーという。クソ邪道な使い方を紹介します。
その名も耳コピ支援機としてOzone8を使う。
今回はスタンドアローンで使います。テンポ割り出しとかそういう事が別途したいならDAWで立ち上げましょう。ただスタンドアローンでやる方が格段に動作が軽いです。さっと確認したい用途であれば、また本来のマスタリングを行うのであればスタンドアローンで立ち上げて作業する事をお勧めします。
それではデフォルト画面。
はい。なんにも挿してません。まずはここに音声データをぽいっと
そうするとモジュールが自動で読み込まれます。EQ、ダイナミクス、マキシマイザー。一般的マスタリングの配列ですね。マスタリング済の音源を弄るのでEQ以外消しましょう。
次に進む前に上の部分の解説をしましょう。曲の展開に合わせて音量レベルというのは変わってくるので、それに合わせて自動でパート分けしてくれています。ざっとループ再生にもしてくれるのでこれも有難く耳コピに使っていきましょう。
今回思い付いたtoe の1/21では後半でLRに分かれてベースが別々の事をやっています。そして右側の方がやや重心が高く、左側の方がやや低い。だがしかし!!右側の方が鬱陶しいラインを弾いてる訳ですよ。ということで右側チャンネルの低域を根こそぎ潰してやりましょう。こんな感じに
LRの部分を押して、Rightにして、Highpassで煩い部分が消えるまで削ってやりましょう。これで聞きやすい。(イヤホンの片耳だけ耳に付ければいいじゃんという突っ込みは無しで)
LRで潰すとかいう分かりやすい例はあまりなく、出動頻度としてはMS処理の方が高いのでは無いでしょうか。MS処理とは、ステレオデータを真ん中とそれ以外の端っこに分けて処理をする事です。Ozoneじゃなくても大概のマスタリングEQで出来ます。(Izotope自体はMS処理は大体失敗に終わるからやめろって言ってた気がします…別のディベロッパーだったかもしれない)
MSで何が出来るかというと、メインボーカルを潰して左右に振られているコーラスをしっかり聞き取ったり、逆にギターと同化しているベースを聞き取る為に左右のギターを潰したりといった事が出来ます。これを応用してボーカルレストラックも作れますね。
あとはー某バンドの右と左でギターとシンセリードに分かれて微妙にハモったりユニゾンしたりするリードフレーズの聞き取りとかね…大体のごっちゃになっていて何弾いてんだ事案に対応できます。早すぎて分からないフレーズはCubaseで遅く再生するなり、聞々はやえもん使うなりしましょう。
この方法の利点としては、音楽に手を加えながら比較的音楽的な状態のファイルを聴きながら作業出来ることです。ベーシストで1オクターブ上げて耳コピしてる時なんてあれはただの作業と化するじゃないですか。僕はやらないけど笑。
あとサイドに居る上物を潰すことで、キックとベースの絡みが浮かび上がってきたり、色んな発見があって楽しいですね。
デメリットとしては、大体どの位置にいるどの楽器が邪魔か分かっていないと作業出来ない事です。これも…まぁシェルビングにして-30dbで帯域うろうろ探せばわかってくると思いますし勉強にもなるっちゃなるので…。
Ozone8の本領はマスターアシスタントとかいうチート機能や、リファレンスに質感を寄せてくれる最早マスタリングの域を越えた所業にあります。ただ足元やアンプシステム、ギター本体にお金をかけたいバンドマンにはプラグイン購入になると腰が重くなりがち。
プラグイン拡張したいけど悩んでいるよーというバンドマンDTMerに向けてOzone8のオススメでした。Ozoneの使い方まとめもそのうち書こうかな。それではー!
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