楽器の練習方法:ウルトラゆっくり練習

みなさま、明けましておめでとうございます。
正月ですね。
練習できるじゃーーん!!!

という事で私が常日頃言っている
早く弾きたいなら、死ぬほどゆっくり練習しろ!!
という話を最近練習時間が確保出来ていない自分への自戒も兼ねてまとめたいと思います。
この記事で書いている事を実践していけば、この動画程度弾けるようになる、はず。



今みたいなまともな自宅スタジオになる前(一年半前)の動画ですね。いい加減新作出しますね。

Speed&accuracy


いきなりギター動画で申し訳ない。しかしながら、彼の言うSpeed and Accuracyというのは私の伝えたい事を端的に表しているのです。長いけど最初の30分ぐらいはギタリストでなくても是非見るべし。

スピードを上げる為に無闇やたらと早くで練習してしまいがちですが、早く弾くためには正確に弾けるようになる事が何よりも大切です。前や後ろに音符が揺れてしまうことで音と音がぶつかってしまう時に音が詰まって弾けなくなってしまう、という理解をしています。

早いスピードで演奏する事と、正確性は両輪で成り立っている訳ですね。

その為ゆっくりで完璧に弾けるようになってから徐々にテンポアップしていく必要がある訳ですね。ただ僕個人的にはゆっくりで一度完璧に弾ければテンポアップの過程はそこまで重要では無いように感じます。

2つの正確さ


走って荒ぶって滅茶苦茶するジャイアンことマイクポートノイでもバスドラだけはビッタビタにジャストに踏むんですよね。

正確に、と書きましたがこの正確さには2つのポイントがあります。一つは正確なタイミングで腕や指を動かせる事。もう一つはフレーズの正確な理解です。

ゆっくり練習する事で、自分が目標としている正確さからどの程度離れているかをまず認識しましょう。ゆっくりのテンポでそれを確認することで、狙ったタイミングで手や指を動かす事が案外出来ていない事に気づくかと思います。

またゆっくり練習する事frピッキングや鍵盤のタッチを子細に観察する事が可能です。例えばどの関節をどのスピードで動かしているのか、とか。肩にはどの程度の力が入っているのか、とか。言うなれば遅くでの練習というのは顕微鏡でフレーズを観察しているような物です。なので、ゆっくり練習する度に色んな事に気づく事が大事です。ただ適当にゆっくり練習するだけではダメなのです。

そしてフレーズの正確な理解と言いましたが、あなたは今まで弾けるようになった様々なフレーズを思い出して下さい。初めて挑戦した時よりも案外ゆっくりに感じた事はありませんか??しっかりとフレーズを理解していれば、必要に以上に早く腕を、指を動かさなくて済むのでおのずと正確性も上がってくる訳ですね。またこれも非常にゆっくり練習する事で段階を踏んで理解出来てくる事なのです。

正確に弾けているかどうか認識する為のスローテンポ


ごめん、ベーシストだけ丁度良い動画見つからんかったわすまん。

とりあえずゆっくり練習した事が無い方は、フルテンポの1/3でメトロノームに合わせて弾いてみて欲しいです。大体の人がメトロノームを待てずに突っ込んで弾いてしまうのでは無いでしょうか。これがフルテンポになったときに走り気味になったり弾けなくなったりする原因そのものです。1/3で自分がズレているかズレていないかしっかり分からないなぁ、と感じたら。
16分音符の場合であればBPM15
6連の場合であればBPM10
この2つのラインまで落とす事をとても強くおすすめします。
それなりに弾けているフレーズでも一旦この速さまで落とす事で、よりジャストタイミングで弾けるようになりますし少し突っ込み気味で、とかモタり気味で弾いてるといった所が認識できるようになります。
弾けないフレーズならここからテンポアップしていくことが必要ですね。

ウッテンでも最初はゆっくり一個ずつやってるぞ!!

正確さ以外の恩恵

今でリズム的な正確さについて言及してきましたが、ゆっくりする事によりダイナミクスの面だったり、レガートの繋がり具合だったり。逆に自分のフォームの確認や、癖の調査。様々な事がゆっくり練習によって可能になります。問題の顕在化→問題の解決のプロセスを一つ一つの事項毎に解決する事が大事です。
困難は分割せよ、という言葉についてはおいおい記事を書くかと思いますが、ゆっくりすることで早く弾かなければいけないという事から解放される訳です。

まとめ


はい、これで全パート揃ったな!ベンディングの練習どんだけゆっくりやるんや君は!!!

上記のプロセスをサイクルさせていき、考えられることが多くなればなるほど、超ゆっくり練習が苦にならなくなっていきますし、異常にゆっくりなテンポでも弾けるようになります。
これは嘘じゃないよ!!!

最後にDreamtheaterのキーボーディスト、Jordan Rudessの言葉を見てみましょう。
As with any exercise, start at a comfortable tempo; make sure you begin slowly enough that you can play the exercise perfectly, and then begin increasing the tempo at a steady pace. When you do increase the tempo, make sure you can play the exercise perfectly at the new tempo before increasing it further. Also, you can practice this accent exercise even when you do not have a keyboard around; mimic the finger movements on your knee (still doing the accents) or a tabletop, or just about anywhere!
英語ある程度真面目にやっておいてよかったぁ…。
どんな練習でも適切なテンポで始めるのが大事ですね。BPM15とか言ってますけど、フレーズが頭に入ってない状態でやると本当に訳分からなくなるのでこれは適切なテンポとは言えませんね。大体どんな目的でもフルテンポの1/3という目安は機能するように感じるので僕個人としては1/3が推しです。友人には1/4教に入信している方も居ました。

そしてPerfectlly。これはその人の現在の目標によって変わってきます。ジャストタイミングで弾く事が大事なのか、アクセントをしっかりつける事が大事なのか…。必ず今自分は何を習得しようとしていて、その為に何を改善しないといけないのか、常に考える事が上達への近道です。

今回教則動画を貼った皆がゆっくりから練習をしています…これが意味する所、分かるでしょうか。

蛇足ですが、キーボードは本当にキーボーディストとして身に着けるテクニックが多すぎて、逆に打鍵等々のお話を真面目にやっている方少ないですね…。クラシックピアノをやってた人が多いというのもあるし…。キーボード系の動画はコードの使い方系の動画ばっかり見ています。例えばこういうの

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それではみなさま今年も練習に励んで行きましょう!







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