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みなさま、2017年もあと少しですね。
Youtubeの普及によって様々な楽器のプレイが進化している事は既に色んな所で論じられている事ですが、ことドラマーに関しては手順が全てわかるという事が大きいのでしょうか、他の楽器に比べ物凄くレベルが上がっている事は、かのジャズムックJTNCでも語られていた事です。
さて、僕はバンドサウンドでのリズムの作り方を研究する為に様々なドラマーの動画を見てきましたが、その中でもPlay throughやライブのDrumcamというのは動画で何を叩いているのか一目瞭然で、かつドラムの音量も大きいので非ドラマーにとってはとても有難く、沢山参考にさせて貰っています。
他のパートに比べ絵的に派手になるということもあってか、多少設備が必要にはなりますが最近は動画の本数も非常に増えてきましたね。
またPlay動画では既存曲をアレンジして叩いている方も多いので、元のリズムに被せに行くアレンジ、全然違うアプローチをするアレンジ等様々学べます。
ドラムのPlay動画はドラマーのみならずDTMerにも非常役立つ情報の宝庫です
ドラムのPlay動画はドラマーのみならずDTMerにも非常役立つ情報の宝庫です
それでは早速いきましょう
1.Troy Wright
PliniやIntervalsの後ろで叩いているドラマーです。
彼のチャンネルの動画はLessonパートを先に設けて、後にフル演奏するスタイル。譜面で示してくれるので分かりやすい。基本完コピ。
Djent界隈に湧いてるPolyrhythmicアプローチだったりライナーフレーズを主にしたプレイスタイルの一人ですが、タイム感がもう少しロック寄り。多分そっち出身なのだろうか。フーファイとか凄く上手い。
ポリリズムアプローチをAALの曲でやっていますが、やってるフレーズは似ていても、明らかに本家のドラマーMatt Garstka とは大分違いますね。
Matt Garstkaはレイドバックすることなく、かといってメタルのジャスト至上主義でもなく多少フワッとしたdave wecklとかのタイム感に通じる物を感じます。Mattの場合は全くメタル、ロック畑では無くて、バークリー卒業時に自分のキャリアを考えた時に、今やりたいいくつかのことを書き出した時にAALでドラムを叩く事が入ってたらしい…
同じくゴーストノートを多様したDjent系ドラマーと言えば王道を行くMatt halpernさんですが、この三者で比較すると
Troy↔halpern↔Garstka
といったようにプレイが分布しているように感じます。この人たちの比較はフレーズ自体のボキャブラリーも豊富で楽しいですね。おペリペリ研究するならこちらの曲がオススメ。
Troy↔halpern↔Garstka
といったようにプレイが分布しているように感じます。この人たちの比較はフレーズ自体のボキャブラリーも豊富で楽しいですね。おペリペリ研究するならこちらの曲がオススメ。
自分の作ったフレーズでシンバルの刻みが単調になる悩み、そしてタムの絡め方がこの動画のお陰で多少洗練されたように感じます。
何よりPeripheryを研究していくと、各メンバーが色んな視点で様々な解説動画を作っている事も大きな収穫になります。
NollyによるGGDドラム講座はフレーズから打ち込みかた、サウンド作りまでを追うことが出来ます。ただ登場メディアが色々バラけていることが若干面倒ですが…
またPeriphery系の動画だけまとめて邦訳とかしようかな…
2.Luke Holland
イケメン。ドラム芸人。最近ヒットチャートのアレンジとかが増えてきている様子。そういう意味で上物に対してリズムを変えるとどんな風に変化するのか、という所を勉強できます。
Jason Richardsonと一緒にやったりもしててギターオタク界隈での知名度は高いですね。ライブだとまだ安定感は物足り無いように感じますが…
フィルのライナーフレーズが中々独特の物を感じます。解析難度は若干高め。あと若いからこそのゴリ押しフレーズも多いのでアプローチ別の効能を確認しやすいというのも良い点かもしれないです。
そういえばこの人とIssuesのJosh manuel風のフィルをMIDI化した同人頒布を見かけましたね。
あれは良いものだ。
ちなみにJosh manuelさんはこちら
バンドでポケモン好きすぎるやろ。金銀世代やろお前ら。
3.Anika Niles
動画の本数がエグい…どんだけアイデアあるんや君は。
僕はまだ自分の理解の範囲に無いのでしっかり何が得られたとは言えませんが…。リズムへの理解が深まるかも…。あとマイクとかドラムのコンポーネントが全部書かれているのもエンジニアリング的に良いかもしれません。あと音めっちゃ良いです。
4.Matt Mcguire
またイケメン枠。前者よりメタル、ハードコアよりです。とにかく見た目で魅せるドラムが多いですね。やたらと揺らすカメラワークだったりとか。彼も非常に若い。
フレーズとしては単純な物が多いですが、曲の盛り上げ方やドラムで展開を作る方法が学びやすかったように感じます。
彼も滅茶苦茶若いので(二度目)、動画の投稿時期によって趣向が色々違います。それを観察するのも割と好きです。
とりあえずPendulum coverやってくれるから大好き。
5.Marcus thomus
そこまで面白かったりテクニカル的にキャッチーなフレーズを生んでいる訳ではないですが…1つ1つのフレーズが本当に小気味良い…素晴らしい。マジでビビるぐらい手元を見ないで演奏してる。キョロキョロし過ぎw
ゴスペルドラマーってこんな奴がゴロゴロしてるんですよ。意味分からないですね。
いやごめん普通にテクニカルフレーズもえげつない事してたわ…。
おまけ
A-YEON
かわいい。えっち。なんやねんそのかっこ。あと普通に上手いのもズルい。僕の一押し。
まとめ
ドラム関係の情報収集したい時、僕はMEINELシンバルのチャンネル、Drumeoのチャンネルはよくチェックしています。あとはたまにDrummer world、Vic firthのチャンネルあたりですかね。
特にゴスペル系を調べたいときはGospel chopsと調べるとchopsという言葉が必殺技的な意味があるらしくミュージシャンそれぞれの必殺フレーズが見れます。これで得たお金を教会に寄付してるとか…してないとか。
ゴスペルミュージシャン特集もどこかでやりたいですね…。
次回はドラムレコーディングの実例を通したBFD等のドラム音源エディットのTipsを紹介する(予定)です。それではまた。
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