オルガンの音作り~3.パーカッションスイッチ~


・パーカッション音はノンレガートで弾いたのみ鳴る
・2nd 3rdとアタックに基音違った倍音を足す
・アタック音だからもちろん減衰スピードがある

今までの内容はこちら。 part1.ドローバー part2.スピーカー

何かとバカバカかけてしまいますね、パーカッションスイッチ。使い始めは案外パーカッションの音がちゃんと認識出来ていなかったりします。

音色のエディットにおいて音の時間変化の把握はステップアップの為の大事なスキルだと思っています。どのレイヤーがどんな音をしていてどう変化するのか、分かっていればそれをどう変えたら音が変わるかは比較的容易に予測出来ますよね。減算合成シンセが比較的感覚と一致した音作りが出来ると言われる所以はここら辺にもあるのではないでしょうか。

パーカッション音が分からない時は一番目立つ設定にしてみましょう。パーカッションの音量はLoudとsoftとありますがLoudで、(両者を実数値で設定出来る場合はLoud値をマックス)、減衰スピードはSlow(逆はfast)で、パーカッションの音程を3rdにして、ドローバーは左3本のみ。

これで流石に分かるはず。初めて使う機種は一度減衰具合等試しにやってみても良いかもしれないですね。お手元に無い方は下の動画を聞いてみてください。逆にパーカッションの鳴ってない音に注目するのも一つの手です。(トップノートの音を伸ばしてる間の内声とか)

左3本にした理由はパーカッションスイッチとは2nd(オクターブ上)、3rd(オクターブと5度上)が鳴っているからなんですね。レスリーや歪みも抑えると更に良く分かりますよね。
パーカッションスイッチの音は実機がそもそもドローバ自体から引っ張ってきているようです。

ジャズでは4upと呼ばれる設定がありまして、実機のスイッチにちなんだ名前なのですが、パーカッションオン、soft,fast,3rdという設定です。下三本が多いジャズオルガンだと程よく粒だって、かつ煩く無い音になります。左3本ドローバーでコーラスで足りない倍音を補うとジミースミスになれますね(注:ジミースミスにはれません)

ジミースミスはThe catが有名だったりしますけど僕はRoot downのアルバムの方が好きです。大分ファンクしてますね。


パーカッション音はオルガンをしっかりと弾く場合3rdでfast、Loudで設定することも多いですが隠し味のように居るときは切ったり2ndにしてやかましさを緩和させても良いかもしれません。

何度も言いますが、今までの音作りのポイントは全てどのように倍音を差し引きして音の派手さを調節するか、という物なので当然パーカッションの音もドローバーを引けば出るし、凄く歪ませると似た帯域が出てくる事もあります。
なので一つのボタンに頼りきらず全ては兼ね合いを考えて(ミックスとかでも言われてそうですけど)作りましょう。

今回は軽めの内容ですね。11/5(日)にある大阪大学の学祭でのアニソン野外ライブが控えて居るので時間が無い…ですがそれに伴い音色研究をしていると記事に纏めたい事が沢山出てきますね。

興味のある方は是非豊中キャンパスにて13:45から!お待ちしております!

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