オルガンの音作り~1.ドローバー~

・まずは左端
・ドローバーを詰めきる前にエフェクトを
・キラキラは白を広がりには黒を
前回なんとなくの話をしました。ドローバーが色んな音を出せる要因なんだと。FM音源やなって。


でも結局ここが一番よく分からないんですよね。なんか無駄に色分けされてるし、そもそもオールインワンタイプのシンセとかだとサンプルが沢山並んでるだけで何番のドローバーが云々ってパッチ名に書いてあるだけでどうしろと、みたいな。

基本的なセッティング


ここで大事なのが、基本の音が左から三番目のドローバーという事。これが基音、つまりメインの音程になります。ここから左に行くにつれ低い、右に行くにつれ高い倍音が足されて行くことで音を作っていきます。
いいからまず左から四本だけを全開にするんだ。

はい、よく聞くハモンドの音ですね。これでレスリースピーカーをガンガンに回してちょっと歪ましたら完成でいいんじゃないですかね?(投げやり)

ただやっぱりプレイヤーによって色々個性があるんですよねぇ。ということで僕なりの指針を1つ。

今の左四本の状態だと音程がオクターブ下がって聞こえます。つまりsubharmonicの16"ドローバーはめっちゃ存在感が強いです。だからこれをどれだけ削るのか、鳴らさないのかがまず考えるべきポイントだと思います。

下の暑苦しさを整理したなら次は右側の高域倍音に手を出して行くのですが、ここで後述のスピーカーやパーカッション、コーラスなどの基本的なセッティングは済ませるべきです。

何故かというと歪みは勿論揺らがせるエフェクト達は皆倍音を与えるからです。多分ドローバーだけで高域を十分入れてからレスリーオンにすると凄くうるさくなります。慣れないうちは大体の速さだったり、コーラスかけるか、かけないかぐらいは先に決めてしまって良いと思います。

じゃあ先に書けやって話なんですけどね、少し待っててください。

3rdより右のドローバーですが、オクターブ上、つまりは自然数倍音の物と基音に対して3rdと5thのドローバーが存在します。ちゃんと全部説明すると市場左のドローバーから
・1オクターブ下 16'
・5度上 5 1/3'
・基音(Unison) 8'
・1オクターブ上 4'
・1オクターブ+5度 2 1/3'
・2オクターブ上 2'
・2オクターブ+3度 1 3/5'
・2オクターブ+5度 1 1/3'
・3オクターブ 1'
となっております。1つ鍵盤押すと4オクターブの音が出るよ!やったね!
横の数字はパイプオルガン時代からの管の長さの名残です。フィート表記。高校物理で音程は確認出来ますね、したことないけど。


さて、ドローバーを足す指針ですが、キラキラ感が欲しければオクターブを、少し広がりやハーモニー感が欲しければ3度や5度を引っ張ってくれば良いと思います。大体において白より黒の方が出てくることはありません。なんたって音違うからね。ただリード楽器を模す時は1オクターブと5thを一番出すみたいですけどね。

あと高いところには居てほしいけど何か違うと思ったら基音だろうと削りにも行く事。ストリングス的な音作りの時に使えます。公式では基音付近のみの音をフルート、5本目を一番出すのをリード系、基音から緩やかに下がっていくのがディアパソン系とか言ってます。

Drawber setting アーティスト名とかで検索するとゴロゴロ出てくるのでそれも参考に。僕のデモサウンドはエフェクトの項と共に作ってみたいと思います。

ライブ中にドローバーをガシガシ変えようと思うと専用機が欲しくなるんでしょうね…グリッサンドもしやすいですし。

今回はオルガンのドローバーの話でした。ではまた次回レスリースピーカーの話を。
オルガンの音作り~2.ドローバー~

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