報告:First EP"Duality"リリースしました

DTMブログを始める前に気を付けたい5つのポイント

気付いたらこのブログも一年半ほど更新を続けている訳でなんやかんや知名度も少し上がってきた様に感じます。

それに伴ってかブログを立ち上げたいんだけど、という相談を受ける事が増えてきました。

という事で、今回は音楽、DTM系ブログ及び技術系のブログを始める前にチェックしたい五つのポイントを紹介したいと思います。
最後に僕が個人的に参考にしているブログを紹介します。

自分のスタンスは明確にしておこう

ブログの方針だったり、目標とは別に自分のスタンスは明確にしておきましょう。どこかで収益化したいなぁと漠然と思っているのなら少なくとも収益化しやすいプラットフォームは確保しておきたいし、ガチで稼ぎにいきたいならそもそもDTM系ブログはジャンルとして結構弱い。自分の知名度を上げたいのであれば書きたい事ばかり書いてヒットする事は少ない。

スタンスによって書く事は変わってくる訳です。

多くの方は漠然と自分の経験や知識を文章にしてまとめてみたい、という事を考えているかと思います。もしこれが第一目的なのであれば割と色んな事は割り切って書く方が本業にストレスがかからなくてよろしいです。

ブログは書くのが癖になれば自然と続く物ですので、変な我欲に振り回されないように最初のスタンスは明確にしておいた方が良いかと思います。

文章が書くのが好きなので、書くというのもシンプルで良いですね。

僕はこのブログに関しては自分の勉強ノートだと思って書いてます。なので変に時流に乗ろうとはしていないから楽だし、ある程度長いスパンの安定したアクセス、それなりの収益、日々のインプレッションを得ながら自分の勉強が出来ています。逆に言うと自分の勉強が出来ないなら前の3つの要素は無くても良いという考えでやっています。


ターゲットにする層と話題選びについて

これは割と最初はふわっとしていた方が良いです。なぜかと言うと案外色んな人に読まれてしまうからです。文体が面白かったりなんてしたらなおさら笑

僕のブログのメインターゲット層というのは楽器はやってるけど音楽制作は始められていない人、というのを中心に置いてます。これは幸運な事にブログスタート時からあまり変わっていませんが、しっかり狙う様になったのはブログを始めて半年ぐらいの時です。

ターゲットにする層が見えてくると自然と読みたいであろう話題選びであったり、切り口が見えてくるはずです。なので、書きたい物先行で考える方はこれを書きたい人はどんな人だろう、どんな風に検索をかけるかなぁと考えを巡らせると良いのかなぁと。

勿論既にSNSでそれなりに知名度がある方は質問機能を使うのも良しですが、ユーザー目線に立って自分の事を見つめるのは大事、かつコストのかからないマーケティングです。

このブログを例にすると、僕は自分が音楽を生業にする為に学んでいった知識を文章化してアーカイブ化したいという目的、そして自分がプレイヤーであるという事から、プレイヤーだけど楽曲制作が出来ていない人をメインターゲットに据えました。

そして、制作の事だけでなくプレイヤー紹介やフレージングを紹介する事で楽器の知識が欲しいDTMer、及び楽曲制作はしなくても良いけど演奏を極めたいプレイヤーをサブターゲット層として設定しました。

ターゲット層が見えてくると、自分の書きたい事をどのような分量で記事化するか、どこまで突っ込むかなどのラインが見えてきます。

記事の量産の為のアウトラインが整うという事ですね。これは非常に便利です。

見出しは超大事

記事見出し、及び記事内の見出しは凄く大事です。これがブレると書く内容もしっちゃかめっちゃかになる印象があります。記事の見出しに関しては最初は仮見出しにしておいて、書き終わってから見直した方が良いでしょう。

見出しは何に一番効くかというと検索です。もしあなたがSNSのフォロワー以外からのアクセスが欲しいと思うのであれば、あなたがクリックしたいと思う見出しを付けるのが非常に大事です。Googleだと何文字表示されるとかは所謂ブロガーさんの記事を調べてみてください。

ただ一番大事なのは、記事の内容に関わる事を検索する時にどういう検索をかけるか、そして出来た見出しがクリックしたいなーと思えるような中身かという二点。ここは適宜注意しましょう。

本当に日記レベルなら全部雑記No~とかでもいいですけどね笑

目線と文体の話

文体も案外大事、でそれの元になるのが何目線なのか。

ここで引っ掛かる方は結構多いみたいなのですが、ただの情報発信ブログであれば書き手のキャラクターが見えない無機質な丁寧調が無難です。

この無難なラインからどうターゲット層に対して向き合うにあたってチューニングしていくかですよね。

目線は落とそうと思って落とせる物でもないし、専門的な話であればあるほどその人のキャラが出てきます。(大学の専門書って割と書き口難しいじゃないですか、そういう事)

僕の場合はTaktという人物を知って欲しいという面もあるので、最近更に普段の口語調に近くしています。

あとギャグをぶち込むのはよほど口からスラスラ出て来ない限り難しいです。某オーケストラ音源の紹介をしている方とか…僕には出来ない。

とりあえず書いてみよう

まぁ気にするポイントと言っておきながらなのですが、とりあえず書く事が大事です。
やはり書きなれていないと文章も拙いですし、自分が書きやすい口調で書くのが個性を消さないブログなら一番楽だし。

実際に書いてみる事で自分の興味関心や、動機という物も良く見えてくるのではないかなーと思います。

それでは個人的に参考にしているブログを紹介します。

まずは

音楽で飯を食べるぞ系のブログの走り。日々収益を公開したりなどもしてましたね。最近は大分食べれるようになってきたのか記事数もそこまで多くないですが…。
成長記をブログにしていくスタイルは随分学ばせて頂いています。

音ゲ関連多くやられている山口真慧さんのブログです。正直一番参考にしているし影響を受けていると言っても過言ではありません。今自分の興味のある事、疑問に思った事を記事に落とし込んでいくスタイル、そして幅の広さは非常に読み応えがあります。データ化による検証をしているのも面白い点ですね。

比較的平易な記事だったり、あとは習慣術だったり、そういった方向の記事はこのブログ。今現在完全に更新が止まってしまっていますが…過去記事を掘り返すだけでも初心者の方でも頷く所が多いはず。非常にタメになるブログです。


まとめ

DTMジャンルもひと時多くアクセスを集めていたブログが終了したり、落ち着いたりなどして、新規参入がまた増えてきた感じを多く受けます。プロのエンジニアだったり、作編曲されてる方も初められたり、もっと極端に素人の方のブログも見受けられます。

正直な話そんなに利率の良いジャンルでは無い気もするんですがね(ハハハ)

アドセンス周りをしっかり色々したら美味しくなったりするんだろうか…。(セールの紹介とか多分ASPあるんでしょうね。僕はやろうとは思わないけど。)

とはいえ、ネットの情報は玉石混交というのは大昔から言われ続けている事なので過度に情報の正確性に縛られる事無く、しかしソースにはしっかり気を使った記事を書けるとDTMブログというシーン自体がより良い物になって行くのではないでしょうか。

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